ZEH(ゼッチ)とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。創エネ×省エネ×断熱で、家のエネルギー収支をゼロ以下にする住まいのことです。
これを実現するためには、使用するエネルギーの量を大幅に減らすことが必要となります。とはいっても、暑さや寒さをガマンするというわけではありません。ZEHは、家全体の断熱性や設備の効率化を高めることで、夏は涼しく冬は暖かいという快適な室内環境をたもちながら省エネルギーを目指します。
暮らしにはさまざまなエネルギー(空調・給湯・照明など)が必要です。
それを上記の要素を取り入れることで住む人にも環境にも優しく経済的なゼロエネ生活を実現できます。
健康で快適な住空間は、家族の活力や笑顔があふれる暮らしへと繋がります。将来的にトータルコストを下げて、毎日が幸せに包まれる、安心して暮らせる田島建設では家を初期コストも含めてバランスよく設計していきたいと考えています。
2000年に国土交通省によって導入された住宅性能表示制度において、住宅の耐震性は耐震等級で評価されます。スーパーウォールの住宅は、最も厳しい条件下でも倒壊しないことを目指した耐震等級3の設計基準に基づいており、防災機能を持つ公共施設と同等の安全性を提供します。
スーパーウォール工法は、壁面、床面、天井を統合した一体型構造であり、航空機や自動車の製造技術に着想を得たモノコック構造を採用しています。この構造は、大きな力が加わっても変形しにくいという特性を有しており、住宅が地震や台風のような自然災害にさらされた際、力が建物の接合部に集中することなく分散されるため、構造の歪みや変形に対して強靭です。
耐震性を向上させるためには、耐力壁の適切な配置が不可欠です。スーパーウォールパネルは、構造用合板OSBと断熱材を組み合わせた革新的な設計で、「壁倍率5倍」という建築基準法における木造建築の最高レベルの性能を実現しました。この高性能パネルを基本的な壁倍率2.5倍のパネルと組み合わせることで、耐力壁を効率良く配置し、従来の住宅に比べて高い耐震性を確保しています。
さらに、スーパーウォールの住宅は、建物の揺れを効果的に抑制する制震仕様パネルを採用しており、大地震や余震から家族と貴重な財産を保護します。この制震テープは、高層ビル用の制震装置で使用されるブチルゴム系素材を住宅用に特化して開発したもので、揺れの幅を約半分に軽減する効果があります。